本日、3月11日。東日本大震災が発生してから14年。

あの日私は高校の卒業式が終わり自宅で1人留守番をしていました。受験や卒業式後の疲労もありウトウトとお昼寝をしていました。

寝ていると、突然揺れ始め初めは「あ、地震だ。」とあまり気にもとめていませんでした。ですが段々と強くなって行く揺れと今まで体験した事のない揺れの長さ。高校生の私は怖くなり慌てて両親へ電話を掛けた事を今でも鮮明に覚えています。電話を掛け終え震源地は何処だろう?近県かな?と思いながらテレビをつけると画面一杯に恐ろしい光景が映し出されていました。

どのテレビ局も同じで「これは夢なのか?」と呆然とテレビ画面を眺めていました。家族が帰宅しこれは現実なんだ…と言葉に出来ない程の感情になりました。4月から看護学校へ通う私に「看護師」とは?と問われている気持ちになりました。 看護学校へ通い卒業し看護師として働き始め沢山の事を様々な職場から学びました。「1人1人の心に寄り添う」入学当時自分の中で決意表明してから1度も忘れることなく看護師として、また私生活でも心がけて生活しています。 文字で書いたり発言することは簡単です。誰でも出来ます。ですがそれに対して真剣に向き合い「実行」する事は難しいと思います。私自身が出来ることは僅かですが「1人1人の心に寄り添う」事を実行する。そんなカウンセラーで居続けたいと思っております。